バッグ修理の気持ち

みなさんはモノを大事にするという気持ちをどの程度お持ちなのでしょうか。人間は、ものの属性に閉じこもり安心している存在なのかもしれません。人間は永遠ではありません。人間には残念ながら死があります。永遠でないから、永遠のモノの属性に閉じこもり安心している部分があります。

子供さんの頃から、ビーズのコレクションをはじめたり、ミニカーを集めたりして、モノに囲まれた生活に満足しているのです。モノというものは人間といつも対峙して、モノが同時にあなた自身を鏡のように語ってもいるのです。大人になって高級なバッグを持つこともあるでしょう。そのようなときもバッグはあなた自身をしっかりと見つめてくれていて、あなたはバッグとともに人生を生き成長して行くことになります。

現代社会において、そのようなモチベーションになかなかならないという人たちがいるのなら、それは大量生産の壊れればすぐに捨ててしまうことが出来るバッグに満たされてしまっているせいではないでしょうか。高級なバッグを持つことによって、再び本来のしっかりものの属性にしがみつく人間性を取りもどすことが出来ます。そこには同時にバッグ修理の認識も込められています。大切に使うから再生されるべきものなのです。

現代社会の人たちが、ストレスや不安を一杯抱えてしまっているのはモノと人間がしっかり向きあうことをしないようになってしまったせいかもしれません。現代社会では、一杯いろいろな商品が大量流通していて、壊れればまた新しい商品へ買い換えすればいいという気持ちがやむなく起こるのかもしれません。